テクニカル分析ツールの中でボリンジャーバンドは、かなり有名なツールです。
ボリンジャーバンドとあ順張りに使ったり、逆張りに使ったり、使い方は多岐にわたるので設定方法からバイナリーオプションで意識するポイントなど解説していきます。
ボリンジャーバンドとは?
ボリンジャーバンドとは、1980年前半にジョン・ボリンジャー氏が公表したテクニカル分析方法です。
ボリンジャーバンドの計算式
あいからわずインジケーターの計算式は意味不明ですね。ただ計算式はそこまで理解していなくても問題ありませんので!ざっくり説明すると指定した期間を平滑化して数値化するというものです。[quads id=1]
ボリンジャーバンドの設定
まずはボリンジャーバンドをチャートに設定してみましょう。
MT4を開らき挿入→インディケーター→トレンド→Bollinger Bandと進んでください。
そうすとこの様な画面が立ち上がったと思います。
①期間:期間は20のままで大丈夫です。期間20とは過去20本分のロウソク足から情報をとってきた数値化するということになります。
②偏差:偏差2が2σ、3は3σ。恐らくバイナリーオプションですと、2σ、3σをよく使うと思います。
③スタイル:好みの色を選んでください。2σと3σで色を変えた方がわかりやすいですね。

ボリンジャーバンド | 確率 |
---|---|
+1σ | 68.27% |
+2σ | 95.45% |
+3σ | 99.73% |
ボリンジャーバンドは統計学をもちいて活用するので、この様な指標があります。
要はボリンジャーバンドにタッチしたら「売られすぎ」「買われすぎ」と判断され戻ってくるという考えです。
2σ、3σタッチで逆張りしたら勝率高そうに見えますがこれだけの根拠でエントリーしていると爆死します。負けてしまうということです。
なのでこれ以外にエントリーする「根拠」を+していくと良いでしょう。
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ボリンジャーバンド:スクイーズ
ボリンジャーバンドが伸縮しているときを「スクイーズ」と呼びます。
スクイーズは値動きが少ない事を表しています。または値動きが少ないということは相場の方向性も定まっていない状態ですので、様子をみるという判断が無難でしょう。
ボリンジャーバンドがスクイーズしている期間が長い時は注意が必要。その後に動き出す時に強めなトレンドが発生する場合があります。
ボリンジャーバンド:エクスパンション
ボリンジャーバンドが広がりをみせたらエクスパンションとよびます。
スクイーズ後にエクスパンションがみられたらトレンドが発生している、もしくはトレンドが発生するかもしれないと予測することができます。
バイナリーオプションの場合、逆張りを仕掛けることが多いと思いますがエクスパンションしているタイミングでエントリーすると負けてしまう、なんてことも多いのでは無いでしょうか?
なのでエクスパンションしている時は慌ててエントリーするのではなく、一呼吸してから冷静に相場を分析すると良いですね。
今回の画像だとわかりやすいのですが、エクスパンションする前にボリンジャーバンドがかなり伸縮(スクイーズ)しているのわかるでしょうか?
この様な動きをみせたあとは強めのトレンドが発生する場合があり注意が必要となります。
ボリンジャーバンド:バンドウォーク
ボリンジャーバンドにそってロウソク足が動いている状態をバンドウォークといいます。
バンドウォークしている時はトレンドが発生しており、順張りのエントリーポイントでもありますね。
なのでこの動きをみせたら逆張りの様なロジックでは負けることが多いので、バイナリーオプション実践者は注意が必要な相場です。
バンドウォークしたら即順張りするべきか?
やめた方がいいです。バンドウォークは順張りのエントリーポイントではありますがダマしも多いので、これだけの根拠では危ないと思います。
ボリンジャーバンドの見るべきポイント
●スクイーズ
●エクスパンション
●バンドウォーク
と基本的な説明はしてきましたが、この3つはあくまで当たり前の知識ですから最低限知っておくと良いです。
ただバイナリーオプションの場合だと、これらの根拠だけでエントリーするのは難しいというのが、僕がやってきて感じていることです。
とはいえボリンジャーバンドは優秀なインジケーターなので、見るべきポイントを知っておくと一気に勝率が上がるでしょう。
理想的な相場をボリンジャーバンドから読み解く
バイナリーオプションでは理想的な相場があります。それは活発的に売り買いされている相場です。
上記画像ではボリンジャーバンドが「波を打っている」印象をうけませんか?
こういった相場は売り買いが活発な相場なので、テクニカル分析がハマりやすい相場だといえます。特に逆張りの様なロジックですと勝率が高い傾向ですね。
まさにバイナリーオプションにとって理想的な相場でしょう。

この様な相場ですとRSIの様なオシレーター系インジケーターも勝率が上がりやすいと思います。
トレンドが発生時でも勝てるボリンジャーバンドの見るべきポイント
トレンド発生時は危険だ!と説明してきましたが、該当しない相場もあります。
上記の様にトレンドが発生している相場でも上昇しながらも売り買いがしっかりとされているのわかるでしょうか?
ボリンジャーバンドも波をうっていますよね。
こういった相場も実は理想的な相場であり、勝ちを拾いやすい相場なのです。
この様な相場は少ないですが、トレンドが発生していても強気でせめて良い相場となります。
今回の記事はいかがでしたか?
ボリンジャーバンドでも使い方次第で勝率ってかなり上がるので、バイナリーオプションももっと楽しめると思います。

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