バイナリーオプションではチャートをみて相場分析しエントリーする。
そこで色々なロジックやエントリーの水準があるわけなのですが、最もシンプルであり、奥が深いものがロウソク足だと思っています。
そこで今回はロウソク足のことをしっかりと理解してトレードに役に立てましょう。

ロウソク足とは
引用:https://www.fxbroadnet.com
始値より上昇して終値が高いものを「陽線」、反対に始値より下落して終値が安いものを「陰線」と言います。また、始値と終値で作られたボックスをローソク足の「実体」、実体から高値までの線を「上ひげ」、 実体から安値までの線を「下ひげ」と呼びます。
色に関しては深い意味はないので特にお好きな色を使ってもらえば大丈夫です。
これから説明していきますが、ロウソク足は組み合わせで今何が起きているのか、
天井や底などでロウソク足の動きによってエントリーをする、しない判断する場合もあり
ロウソク足は非常に重要なものとなってきます。
ロウソク足が表現する意味
引用:https://www.fxbroadnet.com
実体の長い陽線:大陽線といい強い上昇力を表しています。
実体の長い陰線:大陰線といい強い下落力を表しています。
実体が小さな線:コマ足といい気迷いを表しています。
実体が無い線:寄り引け同時線といい、相場の転換点となる可能性があります。
上ひげが長い線:上昇力がなくなり反落する可能性があります。
下ひげが長い線:下落力がなくなり反騰する可能性があります。
ロウソク足にはこの様な意味があります。
このロウソク足がチャートのどのタイミングで現れるかによってエントリーが決まる場合もあれば、見送る場合もありロウソク足は重要なテクニカル分析の指標となります。
またロウソク足は組み合わせによっても様々な名称があり、これもエントリーの基準となったりします。
ロウソク足の解釈はトレーダー各々の判断になりますが、個人的に良く注目しているのは高値圏や安値圏でのヒゲです。自身のエントリーロジックというのがあるかと思いますが、エントリーする間際にどういったヒゲを作ったかで勝ちやすい相場か判断できます
エントリー間際のロウソク足に注目
バイナリーオプションの場合ですと逆張りのロジックが多いと思います。
ロジックとは「〇〇がこうなったらエントリー」というようにエントリールールのことです。
そのエントリーするタイミングでどの様なロウソク足を作ったから有利にエントリーできるので、エントリー間際は特にロウソク足をしっかりと確認しましょう。
長めのヒゲを作ったら相場の反転サイン?
僕がより意識しているところといえば、高値圏や安値圏、もしくはエントリー間際の「ヒゲ」には着目しています。
高値圏・安値圏で大きめのヒゲを作ったら、相場の転換点・反転のサインとなる、なんてよくいわれています。
例えばこんな相場
下降トレンドからレンジをつくり、再度下に挑戦しようとした結果「大きめなヒゲ」を作って一度反発している。
再度挑戦したがヒゲ付近を安値を超える事ができず、反発して相場が反転していますよね。
この様に大きめなヒゲを作った時はトレーダーの心理としても強気で「売り」でいけない。
もう下にいかないと判断したら後は上にいくしかないとなり、相場が反転するポイントとなりました。
大きめなヒゲを作ったら必ずしも相場の反転となるわけではありませんが、エントリーの目安となります。エントリーロジックに加えてロウソク足の作り方で有利になる場合もあれば不利と判断できる事もあるのです。
酒田五法とロウソク足
ロウソク足は本当に億が深いです。今回はロウソク足も基本的なところと僕が意識しているところを一部紹介しましたが、実際にはまだこれだけじゃないです。
ご自身でもっと深く理解したいのなら、「ロウソク足見方」などと検索して理解を深めていきましょう。
ロウソク足は1つのロウソク足の値動きも重要にはなりますが、組み合わせやチャートパターンというのもあります。
酒田五法といって江戸時代から存在するテクニカル分析方法も把握しておくと、ロウソク足の理解も更に深まっていくでしょう。


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